もっとも重要な被写体、妻・陽子をテーマに、幻の写真集『センチメンタルな旅』全108 点、結婚前の未公開秘蔵作品や、最新日記シリーズなど、 13 シリーズ以上からなる、全402 点を収録。様々な陽子の写真から見えてくる、荒木経惟の真髄「私写真」を考察します。2017夏、好評を博した同名写真展のカタログを兼ねた本書は、すでに500冊以上になる荒木の写真集において決定版となる一冊です。
■収録作品
〈センチメンタルな旅〉〈東京は、秋〉〈食事〉〈センチメンタルな旅、冬の旅〉〈空景/近景〉〈三千空〉他、
結婚前の陽子を撮影した60年代の未発表ポジ、陽子をテーマとする作品、愛猫チロのポラロイド、2017年撮影の最新日記シリーズ
■執筆
吉増剛造(詩人)、ユルゲン・テラー(写真家)、石内都(写真家)、古屋誠一(写真家)、森山大道(写真家)、伊藤俊治(美術史家)、フィリッポ・マッジア(モデナ写真財団)、笠原美智子(東京都写真美術館)、北澤ひろみ(キュレーター)
荒木経惟(Nobuyoshi Araki)
http://www.arakinobuyoshi.com/
監修:東京都写真美術館
アートディレクション&デザイン:下田理恵
判型:B5判ヨコ/288ページ/ハードカバー
図版:402点
テキスト:日本語/英語
ISBN978-4-908062-18-6 C0072
発行日:2017年7月