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笹岡由梨子のパラダイス・ダンジョン

4,180円

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大阪・梅田の中心地であるグランフロント大阪に設置された《MUSE》(2025年~)、東京・表参道交差点で愛を歌い上げた立体作品《LOVERS》(2024年)など、作品の異様なまでのインパクトで注目を集めた現代美術家・笹岡由梨子。 笹岡は映像を用いて作品を制作しています。映像には、自身が演じたり、自身の顔や身体の一部を合成したりした少し不気味でコミカルなキャラクターが登場します。初期の作品では映像の中にしか存在しませんでしたが、近作では立体物として存在するキャラクターの目や口が映像にすげ替わるなど、作品における映像とキャラクターの関係は逆転しつつあります。作品内では、笹岡が自作した歌をキャラクターが歌っています。奇天烈な歌詞とメロディーはしかし、「愛」や「家族」といった力強いメッセージを伝えています。加えて、笹岡の作品に特徴的なのは、映像の中にあえて手の痕跡を感じさせる編集のノイズを残していることです。これは、絵画における筆のタッチに通じ、映像における絵画的なものへアプローチしようとしています。 今冬、ついに開催される美術館個展の公式図録となる本書。最初期の映像作品から近作、そして今回の展覧会のために制作された新作を掲載。作品解説と自作曲の詞に加え、漫画家・東村アキコと笹岡由梨子の特別対談を収録。滋賀県立美術館 主任学芸員、荒井保洋による論考を加え、分類不能な笹岡のエネルギッシュで魅力的な、唯一無二の作品世界をつまびらかにし、作品における、映像とキャラクターの関係性とその変遷に迫ります。 展覧会 笹岡由梨子のパラダイス・ダンジョン 会期:2026 年1月17 日(土)‒ 3 月22 日(日) 会場:滋賀県立美術館 https://www.shigamuseum.jp/exhibitions/9884/ 笹岡由梨子(ささおか・ゆりこ) 1988年大阪府生まれ。2017年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士(後期)課程美術専攻メディア・アート領域満期退学。現在、滋賀県を拠点に活動。個展に、2025年「ポロニア×キュリー・マジックラボ-移動の力-」大阪市中央公会堂(大阪)、2022年「プラナリア」Property Holdings Development Group(香港)、2021年「Zniknij Z Ziemi」トラフォ現代美術センター(ポーランド)、「ハロー ホーリー!」京都市立芸術大学ギャラリー@KUA(京都)など。グループ展に、2025年「プラカードのために」国立国際美術館(大阪)、2024年「Cabinet Cabinet Curiosity Curiosity」アブラハム&ウォルフ(パリ)、「Made in Shiga」OMOTESANNDO CROSSING PARK(東京)、2023年「第14回上海ビエンナーレ:コスモス・シネマ」(中国)、2022年「ドリーム/ランド」神奈川県民ホールギャラリー(神奈川)、「Reborn Art Festival 2022-利他と流動性-」(宮城)、2021年「水の波紋展2021」渋谷区役所 第二美竹分庁舎(東京)、「まみえる-千変万化な顔たち」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(香川)など、国内外で精力的に活動。2023年から京都精華大学特任講師。京都府文化賞奨励賞(2020年)、咲くやこの花賞(2020年)、Kyoto Art for Tomorrow 2019―京都府新鋭選抜展―最優秀賞など、受賞多数。 書籍概要 タイトル:笹岡由梨子のパラダイス・ダンジョン 対談:東村アキコ × 笹岡由梨子 執筆: 荒井保洋(滋賀県立美術館 主任学芸員) デザイン:吉田昌平(白い立体) 定価:本体3800円+税 判型A5判ヨコ/248ページ/ソフトカバー テキスト:日本語/英語 ISBN978-4-908062-67-4 C0070 発売日:2026年1月下旬発売予定 *For the International shipping: please contact “[email protected].”

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